こんにちは、あゆのすけです!
4月2回目の課題は「アオリ(下から見上げる)」と「フカン(上から見下ろす)」のポーズ2体です。
練習に取り掛かるまでの準備は前回とほぼ同じなので割愛します。
1.アオリフカンの難しさ
アオリフカンの難しさは、被写体に対するカメラの位置の自由度が高いことだと思います。1回目の課題は「アイレベルは腰あたりに固定、カメラ位置はキャラ正面に対して斜め45度」で描けばよく、変更可能のパラメータはキャラの種類とカメラ長(カメラから被写体までの距離。望遠とか広角とか)くらいでしたし、何よりも、普段見ている見え方とたいして変わりませんでした。
しかし、アオリフカンは普段の生活ではありえない角度から全身を描くことになり、「どの角度から見ると、どのように見えるのか」or「このような見え方は、どの角度から見ているのか?」といった問に対して自分の中に答えになりうるストックがほとんどありません(少なくとも私の場合は)。
このように「見え方と見方(カメラと被写体の位置関係)が頭の中で対応していない」ということが、課題をより難しくしているのだと考えました。まずは、この感覚を養わなければ始まらない…とトレス練習を始めてすぐに思い知りました。
2.練習
練習のステップにはいくつかあると思います。練習の過程を振り返り分類してみると、こんな感じでした。
STEP 1: 添削結果のトレスのみ。(描けないのに模写をして自分な下手な形を目にしてしまうのはリスクが高い!まず正解だけを見るようにする。)
STEP 2: トレス後、同じポーズを模写する。なるべくパース線を引いてみるようにする。
STEP 3: カメラの位置がどの辺かを想像しながら、トレスと模写。
STEP 4: トレス・模写に加えて、1~2体自力で0から描いてみる。
STEP 5: STEP 4に加えて、普段のイラストやラクガキにアオリフカンの要素を取り入れてみる。
3.課題提出までのタイムライン
4/6 Mon (day 1)
練習用の過去添削画像をまとめたファイルを準備。トレス練習
4/7 Tue (day 2)
トレスと模写。
4/8 Wed (day 3)
トレスと模写。キャラの見え方とカメラ位置の関係が結びつかないことに気づく。キャラを箱に入れるとして、そもそも箱を自由自在に描けるのか?という問題>描けませんでした。
4/9 Thu (day 4)
ポーズマニアックスのシンプルな立ちポーズで角度の異なるものを探し、数値と見え方の対応表を作る。立方体九九を始める。全然思ったように描けない。
4/10 Fri (day 5)
トレス・模写。添削結果のポーズがどの角度に近いのか、昨日作ったの対応表を見ながらチェック。立方体九九>手探り。
4/11 Sat (day 6)
立方体九九>わからん。第1回目課題のネット添削。「いろんな距離角度で人物を撮影してみるといいよ」とアドヴァイスいただく。
4/12 Sun (day 7)
家族に協力してもらい、いろんな距離角度で写真を撮る。>撮影した写真の整理。立方体九九表をトレス。
4/13 Mon (day 8)
立方体九九>角度の振りを少なくして確実に描く作戦に。
いろんな距離角度で撮った写真をトレス。>まとめはこちら。
4/14 Tue (day 9)
トレス・模写・自分で描く。円筒に人を入れるイメージで。
4/15 Wed (day 10)
アオリフカンの解説動画で勉強。そのあとトレス・模写。
4/16 Thu (day 11)
トレス・模写。2巡目。
4/17 Fri (day 12)
トレス・模写・自分で描く。立方体九九のテンプレートを作る。
4/18 Sat (day 13)
トレス・模写・自分で描く。4/7の模写と比較。>上達してる!!
急に世の中のアオリ・フカンのポーズがそれとして認識され目に飛び込んでくるようになった。
4/19 Sun (day 14)
トレス・模写・自分で描く。課題の下描き。(一晩寝かす)
アオリフカンの難易度が高すぎるので、キャラは固定にしました。
4/20 Mon (day 15)
課題完成。提出。課題はシルエットを確認しながら描きました。
提出した課題はこちら!2週間練習してやっととっかかりが掴めました。この辺で一度添削をしてもらい、今後も地道にアオリフカンは練習していきたいと思いました。
なお、今回の課題のために練習したポーズは全部で399体でした。300くらい描くと体が覚えてくるのかな?という感じがします。
おまけ:立方体九九。
立方体もいろいろ考えながら描くと発見も多く奥が深いです。自分の頭で考えることが大事だと思います。
【最初 4/8】
【最近 4/20】
来月も楽しくがんばりまーす\(^o^)/