こんにちは、あゆのすけです。
今回の課題は前回の原画を踏まえた「横歩き」の動画です。
1.前回の原画をもとに横歩き動画を描いてみたが…?!
前回、素体ベースである程度歩きの動画は詰めたので、今回はそこに服を着せるだけ…と思っていたのですが、途中で「頭身高すぎないか?」という違和感を持ちました。違和感を持ったまま先に進めるのはよくないと思ったので、今一度頭身の確認と見直しをすることにしました。
2.キャラの頭身を見直す
前回描いた原画の頭身を確認してみると、だいたい7頭身くらいでした。自分が最初にキャラクターデザインをしたときに何頭身にしたのか…じつはすっかり忘れてしまっていてですね(苦笑)、本当はそういうの良くないと思うんですけど、曖昧なまま進めるのはよくないと思ったので、7頭身、6.5頭身、6頭身とざっくり描いてみて何頭身が一番しっくりくるか検討をしました。6.5頭身くらいがちょうどよく感じました。
そこで、前に描いたキャラデザの資料を引っ張り出してきて確認したら(先にそれをすべきだった!)なんと6.5頭身…。
ううーん…我ながら間抜けの極みです…。
でも今回思ったのですが、頭身だけじゃなくて、頭の横幅に対する肩幅の比率というのもとても大事だなと思いました。描き直した方のキャラデザは肩幅がより狭くなっていて、自分のイメージに近くなりました。一つ大事なことに気づけたので結果オーライ!
3.6.5頭身で歩きを描き直す。
前回横歩きで描いたキャラは7頭身だし、せっかく6.5頭身がちょうど良いと再確認したので、歩き動画も6.5頭身で描き直すことにしました。
これで、安心して先に進められるぞ!
4.服を着せる
ジャケットはともかく、プリーツスカートが最難関です。ここは戦略的に攻めようと思います。
まず、前回「20ひだのプリーツスカート」と決めたので、片側から見えるひだの数は10本。両サイドは圧縮がかかるので、見えている面を「前・中央・後」と3つのパートに分けます。
前:進行方向 裏ひだが主に見えている。圧縮効いている。(ひだ3本分)
中央:真横。ひだがほぼ圧縮なしに見える。表ひだが主に見える。(ひだ4本分)
後:背中側。表ひだが見える。圧縮が効いている。(ひだ3本分)
腰のひねり具合によって、前と後ろは見える面積が変わる。中央の位置も変わる。
さらに、股下あたりを目安にして上下に分け計6パートに分けます。
上の方は腰のひねりの動きがメインで、下の方は足の開閉による動きの影響を受けます。
まずは、この6パートでスカートが自然に動くように描きます。この時、スカートを足が押し上げる方向と反対方向(フォロースルーがある)の動きの違いに気を付けます。
上手くいったら、中央部分を縦に半分に分けます。
さらに、中央部分を半分にしてひだ1本ずつ描いて動かします。(まだ、前と後は分けません)
中央がうまく動いたら、前と後ろのプリーツを分けます。前ひだと後ろひだがどのように見えているのかを意識しながら描いていきます。(私は前回作った折り紙のプリーツを観察しながら描きました)
ジャケットも描いて完成\(^o^)/
まとめまのでサラっと描いていますが、この方法に行きつくまでに結構色々失敗したり試行錯誤したりしています。分割の仕方も動きのとらえ方によって別の方法もあると思うし、もっと理屈に合った描きやすい方法があるかもしれないですね。
今後、アニメでプリーツスカートを見かけたら拝むような気持で見てしまうと思います。すごく大変!!次に自分がキャラデザをするときは、絶対プリーツスカートにはしないと思います。無知が故にプリーツスカートにしてしまったけど、これはこれでとてもいい経験で勉強になりました。
1週間のお休みを経て、来月は「創作歩き」です。基本の枠から飛び出して楽しい歩き方を描いてみたいです!