こんにちは、あゆのすけです♪
今回は斜め走りの動画部分が課題です。
前回の原画の中割をする形で動画部分だけ追加で描ければよいのですが…
そもそも走りについての理解がまだまだ不十分なので、走りについての勉強もしつつ、原画から描き直すつもりで課題に取り組みました。
1.中割手順を身に付ける
斜め走りの解説動画を観ながら、中割をします。
(課題資料として配布されている原画を使いました。)
・1サイクル6コマなので、原画と原画の間をパースに合わせて三等分します。
・頭の位置に印をつける。各コマの頭の高さに注意しながら軌道も描いておく。
・足の裏が地面につく位置に印をつける
この下準備がすごく大事!!!
あとは、動画を観ながら原画から中割する練習をしていきます。これはもう、回数描いて経験積むしかないですね…でもいっぱい描けばそれなりに身につくので、体で覚えるまで忍耐強くやるといいかも。
デジタルだとアナログみたいな指パラ(紙をパラパラして動きを確認する)ことが同じようにできなかったんですけど、ライトボックス機能やコマ送りコマンドを使ってなんとか動画でやってる指パラに近い感じで動きを確認しながら中割することができるようになりました。
2.走りを理解しているのか??
2回ほど中割練習をして、全体のおおざっぱな動きはなんとなくわかった気分になったものの、手の振りやこぶしの向き、蹴り上げた足の位置や形などが全然理解できていないことに気づきました。
また、お絵かき仲間に前回の横歩きの添削をしていただいて、出来ていない部分がよくわかったので、もう一度、横・正面・斜めのすべてのポーズを描いてみることにしました。
ただ頭の中で想像しているだけでは理解は深まらないので、自分で腕を振ってみたり、フィギュアの手足を動かしてみたり、実際の動きの把握できるようがんばってみました!
(ポイントになるパーツの軌道を空間的に把握するのは大事…)
まだまだ細かい部分の解像度は低いですが、描く前よりもずっと理解が深まりました。
3.体の傾き
走りは歩きよりもスピードが速く前傾姿勢もより傾くわけなのですが、実際どのくらい傾くのか?(進行方向における頭と足(接地してる方)の位置関係はどんなものなのか?)傾きによるスピード感がどの程度のものなのか?実はよくわかっていないな…と思いました。
<体の傾きだけを変えてGIFアニメーションを作ってみた>
スピードに対する適切な体の傾きってあるんですね。それがどのくらいなのか…という対応関係は経験を積まなければ…と思いました。
4.課題を描く
斜め走りポーズの理解が深まったところで、課題です!
背景の参考写真の寸法が曖昧だったので、現地にもう一度行って測定しました。
1歩の幅はだいたい110~120㎝くらい。これは秒速3mくらいで、自転車がゆっくり走るのと同じくらいの速度です。
キャラの身長は160㎝(キャラデザした時には違ったかも…!でも今回は160㎝で考えてます)。
まず、添削してもらった内容なども考慮に入れて、原画(跳躍のコマ)を描きます。
それをもとに、縮むコマ(体が正面を向いている)、次いで着地コマの順番で描きました。
1コマ進むとだいたい40㎝くらい進んでいるはずなので、それを考えつつ蹴り足の位置も決めてみました。
プリーツスカートは、最初あきらめていたのですが、回数こなすと慣れてくるもので、なんとか描いてみました!がんばったー!!!
来月は「様々な動き」です。
今まで描いたことのない動きに挑戦!がんばるぞっ!