あゆのすけの成長記録

私塾コースの練習記録とクロッキー予定表

基礎コース2月第1週目(好きなキャラ+好きな場所:屋内)

こんにちは!あゆのすけです!!
今月の課題は「好きなキャラ+好きな場所」です。そして第1週の課題は「好きな場所=屋内」です!
さて、何を描こうかな…と考えてはいたのですが、アイディアのカケラもが浮かばないまま1月も終わり2月最初の週末に…。

 

1.自分の経験をネタに描く。
課題で何を描くかが全く決まらないまま、友人宅で行われたコタツ麻雀会に参加することに。人生ほぼ初麻雀!
こういう煮詰まった状態では、リフレッシュも必要ですよね。麻雀楽しかったです。
何が楽しかったかって、麻雀をやってる人たちの言動がめちゃくちゃ面白かった!!普段は寡黙な人たちも、脳内のつぶやき駄々洩れになるんですねw
いつかネタにしようと、何枚か麻雀をしている人たちの写真を撮っておきました。


月曜日になっても何も決まらず、悶々と過ごしていました。ネタが浮かなければ、参考にする写真も用意できません。
それなのに、頭の中に浮かぶのは麻雀のことばかり。好きな漫画のキャラ達が、麻雀やったらどんな感じになるのかな?なんて考えているうちに、そうだ、進撃のハンジさんが禁書に載ってた東洋のゲームに興味を持って、兵長やミケに声をかけて夜中に麻雀やるっていうのはどうだろう?モブリットはデフォルトで参加。さすがに団長に声をかけるわけにもいかないし、ハンジさん、リヴァイ、ミケ、モブリットの4人でメンツは確定。もちろんみんなルールなんて知らないから、ちょっとおかしな麻雀大会になりそうだ…。
そして火曜日。手元にある被写体までの距離が異様に近い参考写真を元に、進撃の4人が麻雀卓を囲む絵を描き始めていたのでありました。

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麻雀卓を囲む調査兵団の偉い人たち。

==どうでもいい裏設定==
時間がなくて、リヴァイ兵長だけ上半身裸の状態の絵を進捗でUPしたら、フォロワーさんから「野球拳みたいに負けたら脱いでいくシステムの麻雀かと思った!」とコメントをいただきました。それいいな!人類最強が麻雀だと最弱で、あっという間に脱がされる。そしてこれはきっと、徹夜麻雀。深夜テンションで盛り上がりそうだ!と、大変この設定が気に入ってしまいましたw

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野球拳的徹夜麻雀をめぐるそれぞれの思惑



 

2.違和感
ほぼ下描きまで描いた状態だったのですが、一晩経って、やはり描きながら感じていた違和感を無視できないなと思いました。
それは「被写体までの距離が近すぎて、手前のミケがでかすぎる!人物配置のバランスが悪い!!」ということです。
広角の写真は臨場感があるとも言いますが、それにしてもバランスが悪すぎると思ったのです。
我が家にはコタツがありませんし、ひとり4役で自撮りするのはなかなかしんどいものがあります。そして、カメラ位置がけっこう高め…。

解決策は「紙工作でコタツを作ってフィギュアを使って撮影する」ということでした。

 


3.工作と撮影
フィギュアの身長は15cm。それを170㎝の人間と見立てて、ねこ板サイズ80㎝×80㎝のコタツを紙工作で作ることにしました。

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タツつくったよ! 高さは38㎝相当。

座らせるとこんな感じ。フィギュアに禁書も持たせてみました。なかなかいい感じ!

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なんかいい感じじゃないですか?!


<実際の撮影で気をつけたこと>
・最初の参考写真をなるべく再現するように撮る。
・本を積んでカメラの高さを調節。
・床に1㎝グリッドのカッティングマットを敷く。コタツを置く位置にマークをつける。コタツはグリッドの向きに合わせる。
>あとでパース定規を使う時にいろいろと便利。
・フィギュアの固定には練り消しを使用。微妙な高さも調整できる。
・フィギュアは2体しかないので、2枚写真を撮りあとでPCで合成。>カメラとコタツの位置は絶対に変えない!

(撮影風景の写真撮り忘れた…)

ーーー

最初に撮った写真はなかなか良かったのですが、「人物の大きさがほぼ同じに写っている」という点が気になりました。
イラストにするのであったら、ある程度の臨場感が必要。メリハリがなくあまりにも客観的視点すぎると思ったのです。
問題点に気づいていて迷っている時間があるんだったら、理想に近いセッティングで撮ってしまえ!ということで、もう少しカメラを近付けて撮影。手前の二人と奥の二人の体の大きさのバランスに注意して被写体までの距離やカメラの角度を決めました。

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最初に取った写真:望遠気味

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二番目に撮った写真:広角気味

やはり、取り直してよかった!!2番目に撮った「広角気味」を参考資料に採用しました。

 

 

4.下描き
撮った写真をもとに、PCの画面上で水平方向の消失点を2つ決め、アイレベルの線が傾いているようであれば水平に直します。
その後パース定規を絵に合わせれば手間が少なくて済みます。カメラの首が下を向いていたので、今回も3点透視図法です。
部屋>家具>人物の順番で下描きをしていきました。
絵の中のソファの位置やサイズは、カッターマットの1㎝グリッドを参考に決めました。

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下描きはこんな感じ。

5.清書
「清書=下描きのトレス」くらいでいけるように、下描きをがっつりめに描くことにしています。なので、下描きが終わればあとは集中力で乗り切る作業です。


夜疲れているときや朝体がが目覚め切っていない時は、長いストロークの線が引けません。夜はあきらめて休んだり、朝だったら手の準備運動をしたりしてます。
一通り清書が済んだ状態で、1日時間を置くことにしました。

 

6.完成!
手の大きさやシワのカーブ、髪の毛など、気になるところを修正して完成!
今回は描きながら、ここの厚みはもうちょっとこんな風に…とか立体感的なことを今までよりも自然に考えながら描けた気がします。描いたものが正解かはさておき、意識できるようになってきたのは嬉しい変化です。この調子で立体を意識しながら描けるようになりたい!!

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これで提出だー!



というわけで、今回は見切り発車で右往左往してしまいましたが、なんとか提出することが出来ました。来週は「好きな場所=屋外」です。どうなることやら?!

がんばりマッスル―!!