あゆのすけの成長記録

私塾コースの練習記録とクロッキー予定表

ウクレレにエンドピンを取りつけてみた話

こんにちは、あゆのすけです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
最近はクロッキー予定の投稿ばかりで、記事らしい記事を上げていないのですが、定期的に訪問してくださる方々がいらっしゃるようで、とても嬉しく思っております。

 

 

1.前置き

さて、本日は…お絵かきの話…ではなく、ウクレレのお話です。
久々の記事なのに、絵の話じゃないのか?!と思われた方、ごめんなさい。

私は現在新人ゆるゆる動画マンとして細々とお仕事をいただいているのですが、作画作業の合間にウクレレ弾き語りをして息抜きをしています。

ちなみに、現在の課題曲は村下孝蔵 さんの「初恋」です。レパートリーは昭和歌謡が中心です。


ウクレレは、上手な人はストラップ無しで楽器をホールドできるのですが、私のようになんちゃってウクレレ奏者はストラップを使います。ストラップにもいろいろあるのですが、私の持っているソプラノウクレレ(小さいやつ)はだいたいエンドピンが付いていないので、ストラップをネックかトーンホールのどちらか1か所にひっかけて使うことになります。座っているときはいいのですが立って演奏すると楽器が安定しないのが長年の悩みでした。

そこで!!!楽器のお尻(ボディの下端)に穴をあけてエンドピンを取り付けてみよう!と思い立ちました。ギターのように2か所でストラップが固定できると、楽器も安定するんですよね。

神聖なる楽器に穴を開けるなんて恐れ多かったのですが、ネットで調べると結構普通に穴開けてるんですねw じゃ、いっか!ということで、私も穴をあけるべく、エンドピンのパーツ付きのストラップを購入いたしました。


2.穴あけ工程

①穴をあける場所に印をつける
②キリでガイド用のへこみを付ける
③ドリルで穴をあける
④エンドピンを取り付ける。(下穴にネジをねじこんでいく)
⑤完成

 

3.実況

さて、本日穴をあけるウクレレはこちらになります。そして、ストラップはかわいい花柄だけど青くてクールなこちら。

ウクレレとストラップ。

①ボディに穴をあける場所の印をつけます。

本体に直接書きたくないので、マスキングテープを貼ってその上に油性ペンで印をつけます。
位置は上下左右の中央です。ボディの厚さは7㎝でした。

こんな感じで印をつけます。バツ印の交点が穴をあける場所です。

②キリでガイド用のへこみを付ける

いきなりドリルで穴を開けようとすると、先端が滑ったり動いたりして正確な場所に穴をあけられなかったりします。なので、あらかじめキリで少しだけくぼみをつけておくのです。そこにドリルの先端をあてがうと失敗が減ります。

私は心配性なので、キリで穴をあける前に、ドライバーセットに入っている丸キリ(太いハリみたいなやつ)で少し印をつけてからキリでさらにしっかり印をつけました。

キリってこういう時に使えるんですね~!


③ドリルで穴をあける

さて、次はドリルで下穴をあけるのですが、どのくらいの太さのドリルが適切なのでしょうか?
エンドピンのパーツセットに入っていた木ねじは直径が3㎜くらいでした。ねじ溝の寸法も考慮して、だいたい2㎜くらいの下穴を開ければ良さそうです。
この下穴は大きすぎるとネジがゆるゆるになってしまうし、小さすぎるとウクレレ本体に負担がかかってしまいます。世の中には「ねじ下穴表」というものが存在して、ねじの直径とネジの細かさがわかれば適した下穴寸法が瞬時にわかるようになっています。
金属の場合は寸法をしっかり調べた方が良いですが、今回は木材なので多少適当でもなんとかなりました。

 

ネジと下穴用のドリル。このくらいでいっかなー。

穴をあける前に、ボディにねじ込んだ時ねじ先端がどのくらいまで来るのかを確認しておきます。

結構深くまで刺さりますね…。

いざ、穴あけです。なるべく垂直に穴をあけたいのですが、家庭にある工作機械は限られているので、壁に足で固定しながらなるべく垂直になるように慎重に穴をあけていくことに。ドリルの溝にキリコがたまるとボディに負担がかかるので、少しずつ進めてはキリコを取り除きます。ドリルを引き抜くときは回転を止めない方が負担が少なく済みます。少しずつ優しく進めていきます…。

垂直垂直~♪

④エンドピンを取り付ける。(下穴にネジをねじこんでいく)

無事に目標の深さまで穴が開いたので、エンドピンのパーツをネジで固定していきます。パーツの順番はこんな感じです↓

エンドピンと本体の間にゴム製パッキンを忘れず入れましょう!

下穴をあけたとはいえ、ねじを切るときにもボディには負担がかかります。まっすぐ慎重に垂直を意識してゆっくりねじ込んでいきます。
この時、ねじ頭の溝とぴったりのドライバーを選びましょうね。また、グリップも太いものが作業がしやすいです。

最初は特に垂直に気を付けて慎重に!

⑤完成

奥までネジこみました!しっかり固定できたようです。
ただ、ここで力を入れすぎるとウクレレ本体にひびが入ったりする心配もあるので、ほどよい力加減にしましょう。

取り付け完了!

ストラップもつけて、めちゃイイ感じ♪

思ったよりも短時間でエンドピンの装着が終わりました。
二点固定のストラップはやはり楽器の安定感が違います。
これで思う存分ジャカジャカ弾けます!いえーい\(^o^)/

 


4.最後に

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
ウクレレにエンドピンつけてみたい!と思った方の参考になれば幸いです。
私も、歌って踊れる動画マンを目指して日々精進していこうと思います!