こんにちは、あゆのすけです。
私は毎日クロッキーカフェの動画でクロッキーをしています。
そこで、2020年に描いたクロッキーを振り返ってみることにしました。
クロッキーカフェの他にも、今年はたてなか流クイックスケッチ(4月末~6月末)をやってみたりUdemyのオンラインDrawingコースを受講したり(6月末~7月上旬)などしました。
たてなか流クイックスケッチ
UdemyのオンラインDrawingコース(陰影について)
コース名:The Art & Science of Figure Drawing: SHADING
講師名:Brent Eviston
なんでクロッキーしてるのか?
クロッキーをする主な目的は以下の通り。
ざっくり言えば、自分自身の定点観測と基礎練習です。
・毎日の自分の調子を定点観測。
・人体の描き方練習
・立体の描き方練習
・大きくとらえる練習
・二次元的なとらえ方と3次元的なとらえ方の行き来の練習
・陰影の練習
・見たものを見たまま描く練習(角度や長さ)
クロッキー振り返り
1月
2月
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10月
11月
12月
2020年のクロッキーで新たに取り入れたこと
【えんぴつからペンへ】
クロッキーはずっと鉛筆でやっていたのですが、たてなか流クイックスケッチで「ペンでスケッチする」という機会がありました。それまでペンって怖くて使えなかったんです。だって、描き直しできないじゃないですか。でも実際ペンで描いてみたら、自分が思ってたほどひどいことにもならず、意外とハードルが低いことに気が付きました。描きなおせない分、思い切って線を引くので度胸も尽くし、修正に余計な時間を使うこともありません。
これをきっかけに、毎日のクロッキーにもペンを取り入れることにしました。しばらくずっとペンで描いていたのですが、数か月過ぎたところでマンネリになっている気がして、鉛筆とペンと日替わりで描く方針に変えました。
ペンは最初フェルトペン的なものを使ってみたのですが太すぎたのでミリペン(0.3mm)に変更。描いているうちに細いペンは細かいところに目が行き過ぎてしまうことの気づき、どんどん太くしていき、最終的には1.2mmのミリペンに落ち着きました。
<ペン描きにして得られたこと>
・1本の線への責任感が強くなった。
・思い切って線を引けるようになった。
・よく観察するようになった。
・決断力や判断力が鍛えられた。
・大きくとらえる練習に向いている。
<鉛筆のいいところ>
・やり直しができる。
・より細かい部分を詰めるのに向いている。
【陰影をつける】
6月と7月に受講したShadingのコースをきっかけに、クロッキーに陰影をつけることを始めました。陰影つけは、クロッキー動画の時間外に行っています。毎日10ポーズ、ざっくりでいいので影をつける。まずは暗部と明部を分ける。そこにゆとりがあればより黒い部分を付け加えるのが基本方針です。画材は、水彩のペン。最初はモノクロでやっていましたが、肌色ペンセットを買ってカラーにも挑戦したりしてみました。陰影を塗る練習をしているうちに、苦手だったイラストの塗りの工程も、迷いが少し減って楽になりました。
また、陰影をつけることでモチーフの立体へも意識が向くようになったと思います。
おわりに
毎日地道に続けているクロッキーですが、こうやって振り返ってみると、結構大きな挑戦をしたのかもしれないとも思えます。その当時は、ちょっと怖いけどやってみよう!みたいな、割と小さい勇気で踏み出せた一歩一歩でした。
来年はどんなクロッキーになるかわかりませんが、モデルさんに感じたエモさをよりリアルに伝えられるようなクロッキーが描けるようになるといいなぁと思います。