こんにちは、あゆのすけです!
2020年もあっという間に後半に突入、プロコースが始まってから季節が一つ変わり1/4が終わりました。信じられない…光陰矢の如し…ですね。
さて、今月の課題は「実写の線画模写」です。アニメじゃなくて実写。つまり、「線のない画像から線画を描く」という課題です。
1.課題取り組みへの心構え
私は普段からクロッキーを日課にしているので、今月の課題は割と楽だな!と思っていたのですが、実際に取り組んでみたら…なんとまぁ奥が深くて絵の基礎力が問われる課題なのでしょう!!こんなの1~2週間で何とかなるものではない…と思いました。
なので今回は、実写の線画模写における大切な点を把握して今後の線画の練習に活かせるよう土台を作るつもりで取り組むことにしました。
2.線画模写の大切な点
実写の模写であれば線に加えて陰影などの情報によって3次元のモチーフを2次元に落とし込むことができます。しかし、今回課題を難しくしているのは「陰影無しの線画で模写する」という点、つまり、「3次元情報を線のみで表現する」という点です。モチーフの立体構造を理解しないまま、写真を上からトレースしても、寸法が正確なだけで、全く魅力のない線がになってしまいます。
実際に、私も写真をトレースするということをやってみましたが、ただの線を引く作業になってしまい、線画の魅力もゼロだし私自身も何も得るものがありませんでした。
線画模写で大切なのは「モチーフの立体構造を理解した上で、線で表現する」ことなのだと思いました。
3.練習へのアプローチ
「立体構造を把握する」というステップが、線画模写をする上で最重要と考えましたので、いきなり線画で描かず、普通のデッサンと同様、線と陰影で模写をすることにしました。それを元に、線画に変換する。
でも、線だけだとどうしても立体表現としては弱くて、思わず斜線をシャシャっと入れてしまう私…。影の部分は黒くベタにしたくなったり…。
【1.まずは、普通に模写をしよう!:線画ための準備】
【2.模写をしてから線画を描こう:線画の練習】
4.モチーフの選び方
最初は、いつもお世話になっているクロッキーカフェのModel Photo Databaseからモチーフを選んでいました。クロッキーでモデルさんの顔や体型もなじみがあったので、やりやすいと思ったのです。
ある日、プロコースの練習仲間の方がとてもかわいらしい線画模写を見せてくれたんですね。ご自身の好きなモチーフを選んだとのこと。線が生き生きとしていたし、とてもかわいくてステキな絵でした。それで、基礎コースの「好きなキャラで描く」というのを思い出したんです。そうだ!私も好きなのを描こう!!
ということで選んだのが、「コーカサスの虜」という映画に出てくる少女と、カマキリ先生こと香川照之さんです。
5.今後の課題
なんとか形は取れるものの、線の太さや形状をどう使い分けたらいいのかが、よくわかりません。週末にネット添削があるので、そこで質問してみようと思っているのと、自分でも漫画、アニメ、イラストなどいろんな媒体での線の表現を注意して観察してみようと思います!この辺の事は次回の課題に持ち越しです!
6.提出した課題
最終的に、少女とカマキリ先生をブラッシュアップして提出することにしました!
次回もがんばりまーす!!