あゆのすけの成長記録

私塾コースの練習記録とクロッキー予定表

基礎コース3月第1週目(バズる二次創作イラスト)

こんにちは、あゆのすけです♪
ついに3月。4月から始まった基礎コースも今月が最終月です。
今月のテーマは「バズる」です。なんて荷の重いテーマ…(滝のような汗)
そして今週は「二次創作イラスト」が課題となっています。

もうお察しの通り、私は秋くらいから「進撃の巨人」のハンジさんとモブリットにずっぽりはまっておりまして、毒を食らわば皿まで…今週も来週も、この二人について熱く語るくらいの気持ちで課題に取り組みたいと思っております!!!!

 

1.基本方針~レイアウトなど
1~2月の課題で「レイアウト」を意識するようになりました。そして、2月末に「Vision ヴィジョン ーストーリーを伝える:色、光、構図ー」(ハンス・P・バッハ―、サナタン・スルヤヴァンシ著)という本を読みました。

www.borndigital.co.jp


そういった流れから、今回の「二次創作イラスト」は設定やレイアウトからしっかり作っていくことにしました。
レイアウトを考える際、いろんな要素があるのですが、初心者なので今回は「対比」「調和」を意識して考えてみたいと思います。

 

2.バズるってなんだよ?!
普段多くの人の目に晒され慣れていない一般人の私にとって、不特定多数の人の目に留まることを意味する「バズる」という条件は、非常に荷が重く胃が痛くなるものでした。もし「バズる」としたらどういうバズり方が自分にとって意味があり幸せを感じるのか?んなことを考えた結果「推しキャラの魅力をより多くの人に知ってもらいたい」というモチベーションが一番健全であると思い至りました。要するに、推しの布教活動ですwww


3.課題に取り組む

3-1.ハンジさんとモブリットの魅力について改めて考える
キーワードは:
・対照的な性格の二人(攻めのハンジさん、守りのモブリット) 要素:対比
・対等な関係を築いている 要素:調和
・お互いを理解し尊重しあっている 要素:調和
>信頼関係が尊い☆☆☆

という結論を導き出すために書き出したB5用紙4枚分。

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よくわからないことも書いてあるけど、とにかく言語化!!

 

3-2.二人の魅力が一番よく伝わりそうな構図やシチュエーションを考える
まずは、思いつくままにいっぱい描いてみました…が、自分のレイアウトのストックの少なさに愕然…。もっとポンポン出てくるようにいろんな絵や映画を観たいな~と思いました。

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明らかにダメだと思うアイディアでもいいから、とにかく描き出す。

 

候補の図案は3つ。 
① 背中合わせになっている二人
② 立体起動で戦闘中っぽい二人(その1)
③ 立体起動で戦闘中っぽい二人(その2)

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最終候補に残った3つ。


3-3.楽しい工作タイム①
人体に対して立体起動装置ってどのくらいのサイズ感なのか?
フィギュア君に合うサイズで立体起動装置の替え刃入れ+ボンベとブレードのおおよその大きさを紙で工作。

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やっぱりリアル3Dが一番わかりやすい。

・・・①の背中合わせのポーズは、立体起動装置が邪魔で物理的に無理であることが発覚。
参考写真は撮ったので、ここに載せて供養します…。嫌いじゃないけど、今回のコンセプトを表現するには弱い気がします。

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供養~。


3-4.ラフ
「立体起動で戦闘中っぽい二人」の②と③で迷い、②の方が体の圧縮があって難しそうだったので③にしました。無駄にハードルを上げないのも大事…。構図が決まったらラフを描きます!

紙の上のラフ>ポーズとか躍動感が結構いいかも!

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ポーズの感じをまずつかむ。


デジタルでラフ>ハンジさんの表情が気に入った!

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表情も描いてみる。


3-5.下描き~線画
ラフから下描きを描いていきます。
素体については、日ごろのクロッキーの効果もあってそこまで苦戦せずに済みました。衣装はアニメの設定資料などを基に描きました。立体起動装置が一番難しくて、アニメ設定資料やネット上のフィギュアの写真を穴が開くほど見ながら描きました。難しい~!!!

【大雑把なレイヤー分け】
・素体
(※ハンジさんの髪の毛はモブリットよりも複雑なので、別レイヤーにしました。)
・コスチューム
・立体起動装置の装備

【シルエットの確認】
おおむね下描きが終わった段階でシルエットチェック。本当は、もっと初期段階でやっておくべきだったんですが…思いついたのがこのタイミングでした。やらないよりは良い!

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お!かっこいいかも。(ちょっと安心)



【楽しい工作タイム②:ブレードのグリップ】
ハンジさんが左手に持ったグリップの角度がどうしてもわからず、参考資料の画像をもとに段ボールを使ってほぼ実物大のグリップを作ってみました!こだわったのは、グリップの厚み!制作にかかった時間は1時間半。

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段ボールを何枚も重ねて厚みを出しました!

 

【細かいこだわり】
替え刃入れのケースに替え刃を十分入れておいてあげたい。替え刃が一つも無いなんて、どんなピンチよ…そんな装備じゃモブリットはハンジさんを守れない…。

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ここまで見る人あんまりいないかもしれないけど、やっぱり気になる。

 

そして、出来上がったキャラ全身の線画がこちら♪

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全身の線画。



3-6.改めてレイアウト
体の一部分だけしか描かないとバランス的におかしなことになってしまうので、キャラは全身で描きました。
そうしたら、欲が出ちゃったんですよね…全身使ってレイアウトできないかな?って。
いろいろと試行錯誤してみたんですが、結局、最初に描いたラフ絵の通りにキャラを配置することで落ち着きました。レイアウトの時にそれなりに考えたんだから、そりゃそうですよね…。

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紆余曲折のレイアウト最終調整。

 

3-7.完成!
こんな感じで提出しまーす\(^o^)/

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これで提出!長かった!!!

 

4.気づいたこと
・単純化した図形を使ったレイアウトや、ラフの完成度がすごく大事。
・ラフのイメージからブレないように作業を進めるのは、技術と強い心が必要。
・気持ちがブレないように、常にラフを表示した状態で作業を進めるべきだった。

ラフっていうのは、絵の設計図のようなものなので、作ってる最中に設計図を無視するようなことは極力避けた方がいいですよね…。作っている最中に設計図に変更が必要になるっていうことは、その設計図が不完全だということなわけです。今回の課題を通して、完成度の高いラフを作る技術が未熟だということを痛感しました。
絵を作るって奥が深いですね。がんばろーっと。

【今後の課題】
・単純化したグラフィックによるレイアウト技術を身につける。
・より完成度の高いラフを作れるようになる。
・ラフからブレない作画技術を身につける。


課題もあと二つ!来週もがんばるぞー!!!