こんにちは、あゆのすけです。
今月の課題は「好きなキャラ+好きなモノ」です。
そして、今週は「好きなモノ→キャラより小さいもの」。
さて、どうやって取り組もうか。
1.「えいがのおそ松さん」を観た。
私が絵を再開したキッカケはTVアニメ「おそ松さん」なのですが、キャラクターがかなりデフォルメされているので、基礎コースの課題としては取り上げてきませんでした。デフォルメキャラに取り組む前に、まずは、リアルサイズの人体をちゃんと描けるようになりたかったのです。特におそ松さんのキャラクターデザインはシンプルで、誰にでも描けそうでいて実は難しい。基礎を積まずに描き続けても無駄が多いのでは?と感じていました。
4月から基礎コースで9か月課題と練習に取り組んできて、漸く人体素体の基礎が身についてきたかな?と最近感じ始めていました。そして年明け、2019年春に公開された「えいがのおそ松さん」のBlu-rayを観たのです。やっぱり、好きだなぁと思いました。今なら、課題として「おそ松さん」を描いてもいいんじゃないか?そう思いました。
2.絵を作る工程を意識したい。
最近なんとなく思っているのは「キャラを描くだけじゃなくて、キャンバス全体を考えられるようになりたい」ということです。「絵を描く」んじゃなくて「絵を造る」ことを意識したい。つまり、アイディアがあり、それをもとに設計図を作り、材料を揃えて組み立てて、最終形態に持っていく。装置を作るみたいに。そういうことをスムーズにできるようになりたいなぁと。
そのような工程を踏んで、ステキな絵が描ければいいんですが、まずは「工程に慣れる」ということを優先して「ステキな絵」は次のステップにしたいと思います。
3.アイディア
キャラクター:おそ松さん(カラ松と一松)を同一空間内にレイアウトする。
手前のカラ松にペットボトルを持たせる。(今週の課題)
奥の一松が自動販売機で飲み物を買っている。(来週の課題)
4.ラフ
アイディアをラフ絵にします。
最初は、それに合うような画像をネットで探していたのですが、どうもカメラの高さが高すぎて、ちょうどいい画像が見つかりませんでした。というわけで、今回も自撮りをすることに。
5.自撮り
背景込みで自撮りする…ということで、例のしましまコスチュームで町に繰り出すことに!ついに自宅から飛び出した「しましま」!!
【撮影場所】唯一自動販売機とベンチが並んでいる町の公民館。
【撮影時間】人の少ない午前8時ごろ(さすがに!)
【持ち物】三脚、スマホ、メジャー、位置決め用テープ、水筒、衣装
【撮影時のレイアウト】
【ポーズ用マーク】足の位置(つま先とかかと)、ボタンを押す指の位置(自動販売機の前面)
【キャラの位置】座りポーズ、立ちポーズ(2か所)
※自動販売機の前だと絵的に二人が遠すぎたので、合成用に少し手前の立ち位置も撮影
【衣装】しましまコス、パーカー+ジーンズ
【撮影方法】スマホカメラ・高さ1m・セルフタイマー10秒
撮影した写真を1枚にまとめたのがこちら(左右反転してあります)。
座ってるポーズは、もう少し足を大胆に開けばよかったかな?男性になり切るのはなかなか難しいです。
6.写真をトレス
背景空間、モノ(ベンチと自動販売機)、人物にレイヤーを分けてそれぞれトレスしました。
7.キャラを描く(頭身変換)
おそ松さんのキャラはおおよそ4頭身なので、まずはトレスした人物を4頭身に変換することに。
1.身長を元の人物と同じにして、顔を大きく体を小さくする
2.体のパーツをキャラクターの絵にあわせて太さや大きさを調整
頭が大きいので、飲み物を持つ手の角度も若干変えました。足の長さに対してベンチの座面がやや高くなってしまったので、キャラを微妙に調整。もしかしたら、ベンチも頭身に合わせて変えたほうが良かったのかも…。
8.これで提出!
服は、写真を見ながら体表面に沿うように周り込みを注意しながら描いてみました。シワも重要そうなものだけ選んで描きました。
一つ一つの工程をもっと手早くできるようになるといいなぁと思います。経験を積まねば!
来週は奥にいる一松くんを描きます。がんばるぞ~!