こんにちは、あゆのすけです!
7月最初の課題は「手」です。
6月までの課題で、顔・全身と進めてきて、そろそろ体の末端部分の練習不足が気になっていたところでした。基礎コースの課題の順番…考えられてるなぁ!と思いました(^-^)
絵の練習を始めたばかりだと、手はついつい後回しにしてしまいがちですが、やっぱりいいなと思う絵は手足などの末端までしっかり描かれていますよね!デフォルメの効いたキャラクターでも、アニメの中で手足がしっかり描かれていると引き締まるな~と思います。
1.練習の参考資料
2年前くらいから愛用してる手の描き方本。同じポーズに対して、老若男女、デフォルメなどキャラ別にも描かれているので、とても参考になります!
A.ルーミス「やさしい顔と手の描き方」(原題:Drawing The Head And Hands)
有名なルーミス先生のご本。成人男女・赤ちゃん・子どもなど性別年齢で描き分けてくれています。手のイラストも沢山あって模写にもってこい!
「アニメ私塾流最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術」室井康雄著
「手」の項目に気をつけるべきポイントが5個ほど書いてあります。それをポストイットにメモして目の前に貼っておくことにしました。
2.練習方法
・「手の描き方」の模写
・「やさしいい顔と手の描き方」の模写
・好きなアニメの手を模写
・自分の手を観ながら描く
(気をつけることのひとつに「指の正中線を意識する」とあるのですが、全然わからなかったので、眉墨で自分の手に直接描いてみたりしました。)
描かない事には始まらないので、とにかく描きました。
3.考えていたこと
練習をしながら「手ってどんな形になっていて、どんな動きをするのだろう?」ということをずっと考えていました。途中、自分の手をさわって確かめたり、手のひら部分の可動域を確かめてみたりしました。
<手の練習でむずかしく感じた点>
指が生えているベース部分の手のひらも結構動く割りに、動きがわかりにくい。
手のひら部分は、人間の全身でいうと「体幹」に相当すると思うんですね。手のひらを攻略することで、指も描きやすくなるのでは?と思いました。
指の向きによって関節ごとに圧縮具合が変わる。
これ、本当に複雑で難しい!色んな向きで直方体もしくは円柱を描けるスキルが必要だなと思いました。
<手の構造について誤解していた部分>
第3関節(MP関節)の手のひら側の筋の位置と関節の骨の出っ張りの位置関係・水かきの形状。手を練習してる方々にとっては周知の事実なのかもしれないのですが、手の練習に取り組む前は完全に誤解していました。手は人体でも馴染みのある部分ですが、普通に生活してるだけだと気づかない事ってあるんですね。
4.課題
ただ手を描いて出すだけでは芸がないので、この私の丸っこい手をスタイリッシュな手タレ風に描きかえて出すことにしました。これが今回のチャレンジ部分です。
手のポーズは、「丸っこいものに添えている手」にしてみました。さりげない手のしぐさとしてよく出てくる気がするし、応用も効くかな??というのが狙いです。
自分の手とパーツモデルさんの手を重ねて比較してみたんですが、かなり違います!指の長さなんて1関節分くらい違う!!うらやましい!!
がんばって、美しい手風に描き直したのがこちら。
どうなんでしょう…💦 添削されて戻ってくるのが楽しみです。
来週の課題は「足」です。
来週もがんばりまーす!