こんにちは、あゆのすけです。
いよいよ5月の課題が始まりました。今月のテーマは「全身」これを正面・横・斜めから描いていきます。今週は、「正面」です。先月は御剣検事だったので、今月は逆転裁判６に出てくるクライン王国の姫巫女のレイファさまを取り上げることにしました♪
4月の教訓を生かし、まずは添削結果のコメント分析から。
大きな形で捉えるだとか、パーツごとに流れが分断されないようにだとか、各パーツの比率を守るだとか、そういった基本的な事が指導されていました。
１．素体の描くポイントを押さえる。
ポーズを練習しつつ、各パーツの比率も習得するにはどうしたらいいのか？ということで、レイファ様の素体を端っこに描いた「レイファさまシート」を用意しました。
縦方向と横方向に、重要な高さ・幅の線をひっぱってある…ただそれだけ。この横に描きたいポーズを描いていきます。
２．練習方法について
今回の練習は、レイファさまシートを使って、ひたすら過去の添削結果を模写していきました。
方法① 添削結果のみを模写する（今までやっていた方法。確実）
方法② 提出課題を見て自分なりに描いてみて、添削結果と見比べる。
この方法②がなかなか良かったです！描いた人が何をどう表現したいと思って描いたのか？ということを読み解きながら自分なりに描き起こしていくことになります。つまり、描く前にポーズの詳細を頭の中にイメージするという工程が入るので、ポイントを押さえる訓練になってとても良いのです。
３．過去添削を練習していて気づいたこと
３－１．足元のパースってどうなっているのか？
一番の謎ゾーンだったのが足元。重要なはずなのに認識が曖昧でした。立ちポーズの場合、パースは上下の端っこが一番効いてきます。特に足元は地面に接しているからパースを意識しやすいので重要だと思いました。そこで描いてみたのが、足元の見え方だけ変えた3人の男性。
なるほど。左側の人の方が手前にいるっぽい印象になりますね。近い・中くらい・遠いくらいのざっくりさで、自分の好きなように描けばいいんだなという結論に。
３－２．体重を支えている足はどっちか？
立ちポーズを描いてふわっとした印象になってしまうのは、体重を支えている足が明確でないからではないか？と思いました。
両足で均等に支えているのか、どちらかの足に体重を乗せているのか、それは何パーセントくらいなのか、で描き方が全然違ってきます。過去の課題の絵を見ながら「このポーズはどっちの足に体重が乗ってるのだろう？？」と考えることがしばしば。割と曖昧にしがちな点なのかもしれません。キャラがどんな風に体重を感じているのかを意識して描くようにしました。
３－３．手足の軸ズレ。足が生まれたての子鹿のように？！
手足の軸ズレも描けるようになりたい！と思って自分なりにやってみたのですが、なぜか生まれたての子鹿のようにプルプルした印象に…詳しいことは画像をどうぞ。
このコツをつかんでから、クロッキーで人体描くときも、さりげなく軸ズレできるようになってきました！
３－４．立ちポーズのバリエーション
大雑把な形を意識していないと、体の流れが分断されたようなポーズになってしまう…という話。逆に、大雑把な形を決めてからポーズの詳細を決めればいいのかな？という発想になりました。じゃぁ、ポーズの大雑把な形って何種類くらいあるのだろう？と書き出してみたらバリエーションは割と少なかったです。
４．課題にいれた要素
以上を踏まえまして、課題に入れることにした要素は以下の通り。
・コントラポスト
・軸ズレ
・体重を片足に8割
・足の位置を半歩ずらす
・上半身ちょいひねり
・腰に手・だらりとした自然な手
・体の線が出やすい衣装
５．提出した課題
そして、今回の提出課題がこちらです。
ツンデレ要素がいつの間にかなくなって、ちょっとかわいい女の子…で落ち着きました。足元とスカートはやっぱり難しい！ティアラも描くの忘れましたけど、重要じゃないからまぁいいか…(^^;;;
そんなわけで、来週は「全身・側面」です。
がんばります！
