こんにちは、あゆのすけです。
0.Introduction
4月最後の課題は「顔・斜め」です。今までは正面と横顔で角度固定でしたが、「斜め」となったとたん選択肢が無限に…ぐぐっと難易度が高くなりました。
今まで顔の練習をちゃんと取り組んでこなかったので、正面と横顔はあえて首より上で課題を描いて、練習も添削も顔にフォーカスするようにしてきました。来月の課題が「全身」ということもあり、顔と体のつながり的な事も少し取り入れたほうが良さそうに思えたので、今回はバストアップで描くことに。ただ、自描きにするととんでもなく難易度が跳ね上がるので、公式イラストを模写する(トレスではない)ことで、気になる点を確かめながら課題を進めることにしました。
1.練習方針を立てる
斜め顔に関して、何が課題となるのかを把握することから始めました。「実物写真はアニメ画像の斜め顔をいろいろ模写してみる」という方法です。
<ポイント1>
・正中線と耳横の経線をどこに引くかが大事!
・横線(フカン・アオリの程度を決める)をどこに引きかが大事!
つまり…「顔の十字をどこに引くか?」
<ポイント2>
・顔のパーツ(目・鼻・口・耳)は顔の向きによって見える形が変わる。しかも、左右対称ではない。(顔は平面ではない)
<ポイント1>の顔の向き(十字の位置)を決定しないと、<ポイント2>の顔パーツの形が決まらない。
2.練習だ!
2-1 どんどんシンプルな方向へ
自力でありとあらゆる角度の顔を描くのは無理!と思ったので、練習参考用に探してきたのがこちら。
まずはこれを見ながら練習!と思ったのですが、要素が多すぎてすぐに今の私にはハードルが高すぎると自覚しました。
正中線と耳横の線の位置がよくわからない。
顔の向いている位置がどうしてもあいまいになってしまって、よくわからない。そもそも「空間内で立体の角度を振る」ということができないのでは?
もっとシンプルに…立方体九九だ!!自分で描けそうにないので、まずはお手本をトレスして角度の感覚を覚えることに。
円柱での顔練習のいいところは、曲面に目鼻口を乗せる練習ができる点です。
欠点は、そもそも顔は球体ではない(前後に長い)ので、頭の形や耳の位置が不正確になることです。(ご指摘いただきました!Thank you!)
人の顔>円柱>立方体とシンプル化していき、また
立方体>円柱>人の顔 と戻っていきました。
3.課題に取り組む
顔の向きの取り方や顔パーツの形をある程度理解したところで、課題に取り組むことに。今回も御剣検事。斜めのバストアップです。
<苦戦した点>
・フリル…単純な立体に置き換えて中を割っていく感じでフリルを描くと上手くいく。
・顔パーツ…パーツの位置はほぼ同じなのに、表情のニュアンスがなかなか一致せずに何度も描き直しました。本当に難しい…。お手本見ながら描いても再現するのが難しいんだから、自分の頭の中の曖昧なイメージを再現するなんてさらに難しいな…としみじみ思いました。
4.スケジュールと体調管理
今回は、一番時間の取れる日に体調を崩してまるまる一日つぶれてしまった上に、学校行事やなんやかんやで課題にあてられる時間がとても短くなってしまいました。
基礎コースは1年間続くので、ゆとりを持ったスケジュールと体調管理は必須事項だですね…。バランスよく頑張っていこうと思います!
来月はいよいよ「全身」の課題です!日頃のクロッキーが活きてくるといいな♪